帰化申請の書類点検前日夜中に韓国除籍の翻訳

 久し振りに奈良地方法務局に向かっています。
 今年入ってからは初めてでしょうか。
 帰化申請の書類点検を受けるためです。

 午後に大阪府行政書士会国際業務研究会の平成28年度総会があるので、点検を早く終わらせて総会までにできるだけ役所回りの時間を作りたかったので朝イチ9時の予約を取ったため、7時前に大阪を出ました。僕は朝がトロイので5時半起きです。

 一方で寝たのが3時過ぎ。まあ、よくあることですが、やはり眠いですね。
 でも、遠出の電車内は唯一のブログタイムなので、移動中に寝ていられない。

 睡眠不足の原因は「まさに今から始まる」書類点検の為の、帰化申請に添付する韓国家族関係登録簿記録事項証明書の翻訳。手っ取り早くいうと除籍謄本の翻訳です。除籍謄本も家族関係登録簿記録事項証明書のひとつです。
 5ページの韓国除籍が2通だけなので翻訳の打ち込みは1時間程度で終わるのですが、プリントアウトして2度見校正して製本して副本を作るのに、ほぼ同じくらい時間が掛かります。
 それを午前零時過ぎから始めたのです。

 無論、韓国戸籍は帰化申請を受任したら最初に取得しますから普段は帰化申請の書類点検前日に前日に戸籍の翻訳なんてする事はありません。
 今回もずっと前に一旦全ての書類は調整して準備は整っていました。

 ただ、韓国戸籍上はご本人に父の戸籍の取得権限が無く、それでも手を尽くした疎明資料も用意していましたが、さらに手を尽くしてみようとダメ元で手配していた資料が週末に届いたので、どうせ交付拒絶されることを見越して、のたうち回った実績作り「だけ」の為に請求に行ったところまたあっさりと一旦断られたのですが、つい真面目な性格が災いして粘ったら交付されてしまったのでした。

 それだけだったら、単に僕の金星でちょっと寝不足だけで終わったのですが、前日に出てきた戸籍に予定していなかった事実が!!

 そのため、今日法務局と打合せするストーリーが根本から変わってしまったので、今日は修羅場が予想されます。
 僕の経験からは、裁判は回避できると思うのですが・・・。

 あ。修羅場に到着してしまいました。

 

追伸:予想通りの大苦戦を強いられ理論武装してきた銃弾を使い果たしましたが、何とか普通の案件と変わりない1発OKとなりました。
新しい国籍担当者の方が非常に知識も豊富な慣れた方だったので、ガアガア喚く僕の説明をすんなり理解され、また今後の進め方の判断も頭の中にちゃんと描かれたようでした。
ここ10年くらい奈良はエエ感じやなあ

あと、予約がもう少し早く取れたらもっといいですね。

韓国除籍謄本の翻訳は

韓国除籍謄本の翻訳は、韓国戸籍翻訳コムへどうぞ
http://honyakukorea.com/