韓国電算情報中央管理システムダウンで帰化申請書類が発行されない

 今日、平成25年3月5日の駐大阪韓国領事館はえらいことになっていました。

 韓国の戸籍にあたる家族関係登録簿の電算情報システムに障害があり、帰化申請に必要な基本証明書・家族関係証明書・婚姻関係証明書・入養関係証明書・親養子入養関係証明書や除籍謄本などの家族関係登録簿記録事項証明書の発行ができなくなっていたからです。

 お昼前後に既に停止してしまっており、数時間は様子見をしていたようですが、復旧の見込みがなかなか立たなかったために、本日受け付けた分は、すべて翌日以降発行ということになりました。

 急ぎの帰化申請でどうしても取りたい、というよりも、身分関係を確認しておきたい証明書があったので、私も、みんながあきらめた頃に動き出さないかと、粘っておりました。
 少々急ぎの案件といっても単に取得するだけのことであれば、今日が明日に伸びても、あまり影響はありません。事前の聴取から、身分関係の内容に心配な部分があったために、早く確認して、「対策が必要であれば、早めに対策を立てたい」という意味こそが、「急ぎの案件」という言葉の意味です。
 場合によっては、帰化申請ができなくなったり、受付まで半年~1年かかることになりかねないケースだったからです。

 しかしながら、ほとんどの方が帰られた3時頃まで粘ってみたものの、窓口から「吉田さん、今日は無理ですよ(笑)」と名指しで督促されるにいたっては、あきらめざるを得ない状況となりました。

 心配事の解決?が明日に伸びるのは、あまり気持ちの良いものでもありませんね。

 

参考リンク:韓国人の帰化申請

韓国家族関係登録簿記録事項証明書(戸籍)取り寄せ

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」