帰化申請の必要書類である結婚公証書を取得する際などに必要な結婚証。
これは手帳やパスポート程度のサイズとなっています。
要するに、容易に携帯できることを想定しているということです。
中国人の生活において、夫婦関係であることを証明しないといけない場面があるわけです。
最近は、あまり厳しく言われなくなったそうですが、(中国から見た)外国人同士の同泊は別として、一方または双方が中国人の結婚していないカップルが同じホテルの部屋に同室することは禁じられていました。
そして、夫婦が同泊する際には、結婚していることを証明するために、ホテルに結婚証を提示する必要がありました。これが提示できなければ公安に連絡されたり、公安に連絡するぞと脅迫されたりすることがあったようです。
最近は結婚証の提示を求められることが減ったそうですが、今でも求められる場合もあるそうです。また、結婚証までは求められなくとも、パスポートなどの身分証がないと宿泊はできません。それは今でも変わりありません。
なお、ネット上では混同されていることが非常に多いですが、結婚証と婚姻証明書と結婚公証書は全て違うものです。
提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」