帰化申請で事業税法人府民税の納税証明書を集める大阪府府税事務所の統廃合のお知らせ

 帰化申請では事業税納税証明書や法人府民税納税証明書が必要となりますが、この各種納税証明書を交付してくれる大阪府の府税事務所が平成25年4月1日(月)から統廃合され、管轄が大きく変わります。

中央府税事務所の移転

 申請支援センターにとってまずありがたいのは、中央府税事務所の移転です。
 下記の住所に移転します。

 
中央府税事務所新庁舎(平成25年4月1日より)
住所:大阪市中央区大手前3-1-43  大阪府新別館北館
   電話番号:06-6941-7951(代表)

 これまでは中央消防署の隣、内本町にありましたので、申請支援センターからは谷四を越えてさらに本町方面まで歩いていくのが結構大変でした。
 大阪府新別館北館は、谷四1-A出口直結、パスポートセンターすぐ向かいですから、今後の帰化申請業務が非常に効率的になります(早い話が当センターにとって、楽になります)。

なにわ西・なにわ東府税事務所を廃止し、中央府税事務所へ統合

 帰化申請では、なにわ東府税事務所に向かう回数の方が、なにわ西府税事務所に向かう回数よりも圧倒的に多かったのです。それは、なにわ東府税事務所の管轄地域が「東成区、生野区、旭区、城東区、鶴見区、都島区」という特別永住者の方が集中して暮らしておられる区だったからです。

 府税の納税証明書はどこの府税事務所からでも請求できるのですが、当センターではコンスタンスに城東区役所に行く事が多かったため(今や懐かしい外国人登録原票記載事項証明書を出頭請求していた時代)、私の個人的な道筋としては、なにわ東府税事務所(時により、城東税務署経由)と城東区役所をセットで回り、城東商店街入り口の魚庭本店(なにわほんてん)にゴールインするという黄金ルートが確立されていました。
 ちなみに、なにわ西府税事務所は、西税務署とセットで行くことが決まりで、ついでに国籍証明書など中国領事館関係の手続きと組み合わせていました。

 申請支援センターから一番近いはずの旧中央府税事務所へ、谷町を越えて徒歩で歩いていくよりはストレスが少なかったですね。

 いずれにしても、少しさびしい思いもありますが、なにわ西府税事務所及びなにわ東府税事務所は、平成25年3月31日をもって廃止されますので、ご注意ください。

大阪市内全域の法人府民税・法人事業税を中央府税事務所が担当します

納税証明書の交付だけのことなら、広域請求が可能な府税関係はこれまでと大きな利点はないのですが、帰化申請では正確な申告が行われていることが要求されますので、申告・課税・納税状況を調べていく中でトラブルがあると、本人や税理士を巻き込んで「大騒ぎ」しないといけないことがよくあります。

 これはそれぞれの納税地の管轄府税事務所でないといけません。

 このような大騒ぎの場所が、アウェイでなく、谷四というホームスタジアムで行われるようになることで、今後、少しはストレスが減るかもしれませんね。

帰化申請の各府税納税証明書を集める「新」大阪府中央府税事務所

 新しい府税事務所の地図は次の通りです。帰化申請の必要書類集めの参考になさってください。
 帰化申請や、韓国語の翻訳が必要な際には、大阪府中央府税事務所から、谷町筋沿いに北へ5分で、ASC申請支援センターに到着します。

帰化で大阪府の府税に関する証明書が必要な際の地図

 

参考リンク:帰化申請必要書類

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」