保護司会の会合までに帰化申請書類の収集が間に合うか?!

 今日は2時30分から東住吉の保護司会の会合があり、帰化申請の書類集めはそれまでの半日が勝負です。キリリ。

 当初の今日の予定は、堺区居住者の住民票と住民税納課税証明書、堺市西区に本籍地がある人の戸籍謄本、神戸市中央区居住者の住民票と住民税納税証明書、そして別の中央区居住者の所得税納税証明書だったので、朝9時ジャストに新金岡の北区役所に入って御堂筋線で梅田経由で神戸に直行、という一筆書きを書いていたのですが、週末に別件の閉鎖原票を眺めていたら、明後日に書類点検の予約を取っているにもかかわらずこれまで取得権限が無くて韓国戸籍の取り寄せを断念していた案件が動かせるヒントが見つかり、一連の堺関係は事前に補助者にお願いして、急遽、朝イチの韓国領事館に切り替えたのでした。

 今日の韓国領事館の請求案件は、これひとつで1時間ほどの帰化申請研修ネタとなるくらいの劇的解決だったのですが、まあそれは後日に国際部の研修でお話しすることもあるかもしれませんし、この帰化申請ブログや韓国戸籍翻訳ブログでご紹介するかもしれません。

 いずれにしても、折角、神戸に来るので中央区役所と神戸税務署はいっぺんに済ましたかったのです。
 大阪以外の役所はほとんど郵送請求するのですが、今週後半に法務局に行くのが決まっている案件で、タイミング良くというか悪くというか、夫婦で税務申告をされた申告書が週末に届き、郵送請求じゃ間に合わず走らねばならないところ明日から数日連続で帰化申請受付本番などの近畿圏外出張が続くので、今日しか日が空いていなかったのでありました。

 ところが。(ここから本題)

 この時期に帰化申請する人は、自営その他の理由で確定申告する際には、自分の帰化申請を担当してくれる行政書士に事前に相談して慎重に進めないと、帰化に必要な書類が当分出ないという事態になることが多く、それはとりもなおさず「帰化申請の延期」に至る場合も想定されるわけです。

 行政書士に頼んでいても段取りが悪いと、2月に申請できるはずだった案件が3月後半になるとか4月になるとかと言ったこともありますし、「今年の分は後で出せばいいことになりました」とか言い訳される場合もあります。
 実は書類を後出しする上では、大別して2つのリスクが存在するので本来あまりよくないのです。

 今日の方は、私が受任している案件で、せっかく私から帰化をする方の確定申告時の注意点を聞いていたのに、その順序で申告してくださらなかったので、力の無い行政書士に頼んだのと変わらない状況になったのでした。

 だから、まだ所得税の納税証明書が揃っていません。
 今週後半に法務局に行くのに(涙)。

 明日、関東で申請受付する申請者の方は、私のお願いした通りに確定申告を進めていただいたので、何の心配も無く、税務書類が揃っています。

 似たような時期の申告なのに、僕の忠告を守っていただくかどうかで、えらい違いなのです。

 力の無い行政書士に頼んだのと同じ状況になったまま放って置くのは、ご本人の不注意であっても僕が力足らずだった事になってしまい癪なので、納税証明書が今日交付されないリスクを最小限に抑える手立てを今、リアルタイムで行っているところです。
 なんとか発行できても、税務署で待たされることは覚悟の上です。
 タイムリミットは2時間。
 ブログ1本書くのに十分な待ち時間(笑)。

 うーん。保護司会で謝らんといけないかなあ。