申請支援センターの帰化申請のサイトをご覧に来られる方は、その多くがインターネットの検索サイトからのリンクを辿ってお越しになられます。
皆さんが検索されている言葉は様々ですが、普段は何かの言葉と「帰化申請」の複合語で検索される方が多いです。
「大阪府行政書士会 帰化申請」「帰化申請の研修会」「韓国人の帰化申請」など何らかの言葉と合わせて検索する事がほとんどで、「帰化申請」や、もっと分解すると「帰化」といった単独の言葉で検索してお越しになられる方は比較的少ないです。
検索サイトは平等というか非常に良くできていて、「帰化申請」など単独の言葉で順位が上がると、複合的な言葉での検索順位が総じて下がるようです。
僕の感覚では複合語の順位が下がるというよりも(まあ現実に下がっているのでしょうが)、帰化申請で上がると、検索で見つけてもらえる複合的な「言葉の数」が減るというイメージです。
単独の言葉は誰でもターゲットにしたいと思って当然ですから、無理な対策を立てたりして一時的な順位アップをみんな狙っています。さらに業者などに頼んだり、リンクを金で買ったりして、単独ワードは不正な順位を実現しようとする矢面に立っているわけです。
でも、本当の専門家にしか書けない情報というのは、様々な複合的な言葉に現れますから、例えば「1986年 帰化申請」等という言葉を辿って当サイトに来られる方は2日にひとりでも、そういった複合的な言葉の積み重ねで来訪者は増えていくようです。
ここ8月後半から「帰化申請」で1位と2位の間を行ったり来たりしていますが、単独語で上に上がると、そういった複合語の総数が少なくなってしまうようですね。
むしろ、5~10位あたりをキープしている時の方が複合語を辿ってお越しになられる方が増え、事務所が潤っていました(笑)。
順位の専門家じゃないので明言する力はありませんが、感覚的には、きっちりしたサイトをしっかり作って放ったらかしておくのが一番なのかなと思います。
なぜって、ネット上のライバルサイトはどこも「あまり苦労しているように」見えない!皆さんが白鳥のように悠々と泳いでいるようで水面下で真面目に頑張って水掻きされているのかも知れませんけれどね。
いずれにしても当方に来る人は帰化申請に関連する幾つもの言葉をつたって来られる訳ですが、平素は土日祝日は集客が平日に比べて半分くらいに落ちます。
ところが、10月10日の土曜日はそうではなかった。
この日の帰化申請相談会が比較的あっさりと終わって夕方に帰りの地下鉄内で書き始めたブログ記事を、日付が変わってから完成て投稿したついでにアナライズしてみると、何故か平日と変わらない位のアクセスを稼いでいる。
むしろ、帰化申請単独ワードで1位になってから複合語での集客がぐぐっと落ちた後と比べたら、土曜日なのに今日の方がアクセスが多いくらいです。
何故だろうと検索フレーズを解析したら、あるわあるわ、「ドナルドキーン」プラスアルファの複合語のオンパレード。
ずっと前に書いたキーンドナルド先生の帰化許可に関する記事が検索上位にあるようでした。
もう、今日だけを見れば完全に帰化申請を凌駕しています。
記事を書いてから、ずっと毎日1件はキーンドナルドさん関係の検索が途切れた日はなかったのですが、今日のアクセスは異常です。
どうやら今日『私が愛する日本人へ~ドナルド・キーン 文豪との70年~』という番組がNHKスペシャルで放映された事が原因だったようです。
キーン先生恐るべしと言うか、NHK恐るべしと言うか、やはりコツコツしたインターネットを遥かに上回るTVメディアの力を垣間見た思いがしました。