台湾人(中華民国国籍)の方の帰化申請

 台湾人の方の帰化申請は、平均的に、おどろくほど労力が掛かります。

 韓国人・朝鮮人の方の申請と比べものにならないほどです。

 もちろん、個別に労力が掛かる大変な案件というのは、国籍を問わず存在するのですが、個別な論点・問題点がとくにない案件であったとしても、台湾の方の申請が一番骨が折れます。

 台湾籍の方の中にも「特別永住者」の方も多くいらっしゃいますが、一般的な韓国籍の方で特別永住者の方の申請と比べて帰化申請をする労力面で2~3倍か、それ以上の苦労があり、特別永住者の申請を行っているという感じが全くいたしません。

 むしろ、中国生まれの中華人民共和国の方の申請の方が、よっぽど楽です。

 今回の標題は「中華民国国籍」の方と書きましたが、日本国の立場からは世の中に中華民国国籍の人は存在しません。
 中国であって中国でないという日本との外交上の微妙な立場も、大いに影響しているのです。

 

参考:台湾人の方の帰化申請

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」