先程、増税後の速達郵便についてレターパックに触れたついでに、増税後に帰化申請書類の送付にレターパックを使う場合の料金について、もう少し書いておきます。
わざわざ東京都内から大阪まで面談においでいただき受任した東京法務局への帰化申請で、非常に真面目で問題のない方の申請であることから、書類を申請支援センターで全て準備し、本人申請をされる案件をちょうど今扱っています。
ちなみに、「面談せずに」、メールや電話のみで帰化申請を受任した場合には行政書士会の綱紀案件となる場合もありますので、遠方の方の受任には気を付けてください。
この案件では、申請直前に当方が調製した帰化申請書類をご本人に郵送する予定ですが、レターパックライトを使用するつもりです。
帰化申請では案件によっては、海外旅行用のスーツケースに入りきらない量の書類となることもよくありますので、もうそのレベルになるとレターパックなどと言っておられません。まあ、帰化申請書類がその量となる申請では論点も大変多くなりますから、本人申請自体無理ですから、遠方でも法務局に出向くことになりますね。
でも、今回は給与所得世帯のお若い方の申請ですので、何とかレターパック2冊程度でお送りできることでしょう。
さて、ここからが本題ですが、このレターパックライトは、申請支援センターが帰化申請業務用に350円時代に大量に購入したものを使います。
もちろん平成26年4月1日以降には、郵便料金が10円足らないので、そのままでは使用することができません。
レターパックライトは、新しい360円のレターパックライトに交換が可能です。
交換をする場合には、古い350円のレターパックライトと、消費増税後の料金差額10円、交換手数料を支払えば、新しいレターパックライトに交換してもらえます。
交換手数料は平成26年3月31日までは40円ですが、なんと4月1日以降は交換手数料も値上げされ41円となります。
つまり、交換には51円支払わなければなりません。合計401円のレターパックライトですね。
申請支援センターでは、レターパックライトを大量に買い置きしているので、帰化申請業務に経費が掛かりすぎですね。
しかし、交換しなくとも、買い置きしたレターパックは、4月1日以降も差額の10円切手を貼付すれば、そのまま使用できます。
10円切手を張り付ける場所は、レターパック左上のレターパックマークの下部です。
このマークの下に10円切手を貼付します。
よかったですね!
今回の東京の帰化申請も買い込んだレターパックで何とかなりそうです。
平成26年4月1日以降のレターパック郵便料金
レターパックライト 350円 → 360円
レターパックプロ 500円 → 510円
参考リンク:帰化申請の必要書類
提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」