昨日の記事の中でも少し触れましたが、今年の中頃あたりから大阪法務局の国籍課でも待合室で待たされることが増えてきました。
ここ4,5年は帰化申請がともすれば減少傾向にあったのですが、昨年あたりから持ち直し、今年の待合室の状況からすると来年に入ってから公表される「平成26年度帰化申請者数」は、大幅なアップとなることでしょう。
私たち行政書士にとっては嬉しいことですが、そもそも帰化申請なんてものの需要は入管業務に比べたら微々たる数ですから、少々増えたところで受注が急に増えるというものでもありません。
むしろ今はその小さな世界に多くの事務所がひしめいていますので、新規参入が難しい業務となってしまいました。帰化申請「専門」の行政書士なんてほとんど居なかった僕らの頃と比べて、最近開業される方は本当に可哀想ですね。
ところで、つい先日も大阪法務局で午後に結構な待ち時間がありました。
帰化申請者ご本人が仕事をなかなか抜けられず、国籍課にはいったのが3時を越えていましたが、なんと最近では珍しい4人待ちでした。
1時から2時過ぎくらいまではその直前のお昼時の当番の関係で待ち人数が発生することは日常的にありますがたいてい3時位には解消していますし、あっても数字は1,2です。
現実には、4件中2件は帰化面接で来られた人が間違って引いちゃっていたみたいでした。
「面接の時は、番号を引かないで下さいね!」と面接の電話で法務局の担当の方から結構うるさく言われているはずですし、第一、待ち合い室自体にもデカデカと張り紙がしてあるのですけれどもねえ。
結局、2件待ちだったのですが、両方とも帰化の受付案件だったので、結構待たされました。