帰化申請業務というのは行政書士の国際業務ではなく、純国粋行政書士業務と考えておりますので、私が役員をさせていただくのも大変僭越なのですが、なぜか世話人の副座長を務めています。主に懇親会を担当しています(笑)。
ヒト呼んで、国際部宴会奉行!
本日の宴会も盛会裡に終わって慶んでいます。
保護司会でも地域の校長先生方との連携連絡協議会の宴会担当です。
もちろん宴会というのは、社会的に非常に大事なことではありますが、今日のメインは研修会。
令和元年で最もホットな特定技能研修です。
冒頭の写真を見るとあたかも私が特定技能研修の講義をしたかのように見紛うのですが、特定技能に良く似た技能実習を数十件経験されている大阪会西支部の安藤先生を講師にディスカッション形式で行っていただいたものです。大阪会中央支部の宮本先生にも講演賜りました。
今日の司会予定の行政書士の先生が遅れられたので、急遽副座長の私のところに司会が回って来たのでした(涙)。
ですから私は特定技能のエキスパートではありません。帰化申請の専門家です。
ちなみに、現在、特定技能の専門家はいません。だって、制度が4月に始まったばかりですから。今、ホームページで「特定技能の専門家です」と書いている行政書士は詐欺サイトと考えて間違いありません。。
おそらく今日ご参加の会員の皆さんの中から切磋琢磨して本当の専門家が生まれて行くのでしょう。
ですから、冒頭の写真で私を特定技能の専門家と間違えないで下さい。
私は今日時点では特定技能の専門家でないことを高らかに宣言します!(何を高らかに宣言しとんねん・・・)
昨今、帰化申請でも、ウソつきサイトを見掛けます。
帰化申請のサイトに「セミナー実績多数!」と謳ってあり、良く見たら帰化申請とは何の関連も無い「老人会の講演」の様子が掲載されている詐欺サイトが存在します。読む人は帰化申請のセミナーだとだまされます。
だいいち、帰化申請セミナーというものは士業内部の専門家養成講座くらいしかセミナーとして成り立ちません。一般向け帰化申請セミナーを企画しても、主たる帰化申請者である在日韓国人の皆さんは普段外国人であることを伏せ日本人として暮らしていらっしゃるので「帰化申請」と銘打たれた会合に臆面無く参加されるには、とてもハードルが高いことでしょう。
そんな違法なミスディレクションが発生しないよう念入りに申し上げておきます。私は特定技能の専門家ではありません。帰化申請の専門家です。
特定技能研修の司会のピンチヒッターをしただけです。
どうしてもと言われれば、それなりに勉強していますので特定技能も受けないことは有りませんが、帰化申請のように安くはないし、準備の時間も掛かります。さらには、特定技能人材の管理について会社が愛情を持って臨むつもりでないとお請けしませんし、そこにはすごくうるさいです。
安い外国人材を使いたいと考えている経営者の方は特定技能はあきらめて下さい。愛情を込めて日本人社員を育てて行きたいと願っても日本人の担い手が見付けられず、習慣も考え方も何から何まで違う外国人に、日本人よりもさらに愛情を込め、日本人と同等以上の給与その他の待遇を与える覚悟で、ぐれようが逃げようが一生会社の子供として育てる気持ちがあれば、お話をお聞きしてもいいかもしれません。