大阪のバス路線に大改革!長居公園通が出戸から住之江公園まで直通して帰化申請が増える?

 平成26年の初詣は、一昨日元旦に、いつも通り住吉大社へ行ってきました。

 いつもと違うことは、長居公園通を東西に結ぶ直通バス路線が開通したので、住吉大社のある安立1丁目まで乗り換えなしに行けたことです。

 昨年の正月までは、地下鉄長居バス停で乗り換えなければならず、「同じ通りなのに、なぜこんな不自然な路線があるのだろう」と、初詣の度にずっと思っていました。

 昨年の間に、長居公園通が住之江公園まで直通に行けるようになったことが、近所の奥さん方の間で明るい話題になっていることを家内から聞かされていたので、既に知っていましたが、今年の初詣で実際にこの便利さを体験してみて、あらためてうれしさがこみ上げてきました。

 住吉さんにお参りに行くだけじゃなく、住之江公園まで直通ということは、直接ニュートラムに乗り換えられるということであり、コスモスクエアの入管とか、WTCの大阪府庁とか、ATCとかにも、これまでは、近鉄~地下鉄御堂筋線~地下鉄中央線~ニュートラムと乗り継いでいたのですが、自宅から乗り換え一回で到着してしまうのです。大阪府庁などは、乗り換えが面倒なので、大阪府の職員と同じように、コスモスクエアから歩いていました。

 出戸から住之江公園まで直通ということは、出戸や喜連瓜破といった平野区の人々も、湯里や矢田や鷹合といった東住吉区の人々も、みんな直通でニュートラムにたどり着けるということです。平野区や東住吉区の住民にとって南港に行くのは、いちど大国町に出て四つ橋線で住之江公園に行くか、本町や谷町4から中央線に乗り換えるという、無駄な遠回りを余儀なくされて来ました。それでも、バスを乗り換えるというよりは、なんとなく気持ちが安心できるからです。

 結局、南港は「車で行くところ」というイメージがあり、そのため、ATCなどで食事をしても、ビールが飲めないので嬉しくないという、さびしい町でした(笑)。

 いずれにしても、例えばこの長居公園通りにしても、まっすぐの道なのですから、まっすぐに延々とバスを走らせることが効率的で、何よりも「大阪市民にとってわかりやすい」最良の策であることは、誰もがわかっているくせに、大阪市交通局では、営業所単位にとらわれた路線とか運行管理が、長年にわたり行われてきたために、手が付けられていませんでした。
 誰もがわかっていることなのに、誰も手をつけようとはしなかったことを実行するのは、非常に勇気がいることです。
 とくに路線とか駅とかバス停とかに関する事は、地域の特定の人間の利害が絡んでくる話ですから、市会議員や府会議員などの地方議員の顔色も窺わねばならない、難しい課題です。10年間、国会議員の秘書を勤めさせていただいた私には、痛いほど理解できます。

 様々なしがらみを乗り越えてでも、「あるべき路線の姿」を実現しようという大阪市の心意気を感じます。
 大阪市、というよりも、大阪市内のバス運行を管理している大阪運輸振興株式会社の現社長木田俊郎氏の手腕なのでしょう。労働組合が平松前市長の選挙活動をしていた疑惑が持ち上がった際に、橋本市長との間の矢面に立たされながらも、丸く収めた人物です。丸く収まったのかどうかは、市井の私には本当のところはよくわかりませんが、さほどの時間をおかず報道熱もいつのまにか収束したように感じます。
 いずれにしても、改革ができるのは、よほどの凄腕といっていいですね。

 次の、南港発展策は、やはり、ニュートラムを廃止して、乗り換えなしに中央線から四つ橋線をつないでしまうという暴挙を期待します。「大阪αライン」なんてね。

 せっかく沈埋工法でコスモスクエアまで地下鉄を通しておきながらそこで終点、なんて愚策すぎる過去の失政を早く反省して、税金投入して欲しいものです。
 はっきり言って、ニュートラムから地下鉄に乗り換えなければ、大阪の中心に出られないなんて、それだけで、決して大阪人が住みたくない街でしょう、南港は。

 大阪市民が集まりやすい環境となり、異人街などができてくれば、本物ですね。

 何年か後に、帰化申請の需要が増えるかもしれません。 

 

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」