帰化申請ブログでは毎年取り上げているネタかも知りませんが、大阪では松の内は15日迄です。関西は1月15日までお正月なのです。
もちろん関西人も4日辺りから出初めも済ましてバリバリ商売に精を出しますし、私も元旦から働いています。
のんびり休んでないんだったら、お正月であることで何が違うのかと言えば、年明けから初めて会う人には「明けましておめでとうございます」と言って良い、それだけが違うのです。
だから、年始は正月バージョンにしている帰化申請のホームページのトップ画像にも、まだ「恭賀新年」とデカデカ掲げています。
ただ、他の地方の方から注連飾り放ったらかす怠け者と指差されるのも嫌なので、小さく「大阪では15日まで松の内です。」と注記しておきました。
しかし思い起こしてみると、昔は15日までもっとエラソーにお正月気分だったのが、最近は何となく事務所の注連飾りも、東京みたく7日にしようか、えべっさんで下ろそうか、鏡開きの11日で外そうかと、心が揺れ動くようになりました。7日と15日以外は、何の根拠も無いのですが、まあ吉書ということで。
この心のブレ感はどこから来たのか?
自分なりに考えてみましたら、考え至りました。
成人の日です。
そう、関西ではお正月は成人式で区切りをつけていました。
小ガッコの時から「ああ、成人の日が終わったんで、当分お休み無くなるなあ」
と正月気分を一掃していた記憶があります。
ところがハッピーマンデーとやらでどさくさに紛れて終わっちゃう。
15日まで松の内だよ、お正月気分でいいんだよ、と頭ではわかってるんだけど、1月の祝日があっという間に全て売り切れになって、なんだか注連飾りをかけているのが悪いような恥ずかしいような気分になるのです。
それで今日は関西人の誇りを投げ棄て、事務所に寄ったついでに、ついつい注連飾りもを外してしまいました。
自宅の注連縄は、15日まで粘ろうと思っています。
Oh,You’re hard one.I know that you got your reason.
てな、感じですか(笑)。