中国ビザ申請センターと帰化申請

 今日は来週帰化申請受付予定の中国人世帯の方の退出中国国籍申請で阿波座の在大阪中国総領事館に同行しました。

 10月27日に心斎橋に中国ビザ申請センターが開設されて以来、最初の退出申請だったので今も受け付けてもらえるか少し不安もありました。認証と査証(ビザ)申請は中国ビザ申請センターに移管されたので国籍証書の取扱いがどうなるか微妙だと感じていたからです。

 国籍証書は公証にあたるのでこれまで通り総領事館での取扱いだろうとは見当を付けていたものの、念のために中国大使館や中国領事館に何度電話をしてもあいかわらず(笑)つながらず、しびれを切らして東京と大阪のビザ申請センターにそれぞれ国籍証書の取り扱いを聞いてみたのですが、国籍証書自体についてよく理解されていない様子で「それは本土で取寄せないといけない書類です。」などといわれる始末。

 帰化申請の依頼者には事情を説明して、「まあ間違いはないとは思いますが、心斎橋に移動しないといけなかったら許してね」と防衛線を張っておきました。
 でも、結果は問題なく、これまで通り中国総領事館で申請をすることができました。

 よく考えてみると、もし今でも退出申請時に中国護照がVOIDされる取り扱いになっていたら、今度のビザ申請センター開設で、阿波座と心斎橋の両方に行かねばならないところで、それも受け取りとダブルですから、大変しんどかったところでした。
 もしかしたら、退出申請時のVOIDとりやめは、中国査収申請服務中心開設の伏線だったのかも知れませんね。