帰化申請にちょっと役立つ特定行政書士研修

 特定行政書士制度が始まり第一回の特定行政書士研修が始まりました。
 帰化申請は審査請求の適当除外なので、特に売上の足しになることも無いだろうし忙しい中時間を作るのが大変で、ただ行政書士会が何とかこの特定行政書士制度を成功させたいと肝いりで頑張っている事に共鳴して、重たい腰を持ち上げて参加しました。

 第一回研修は4クールに別れてどれかのクールで受講しないといけないのですが、他のクールは申請支援センターが帰化申請相談会を開催している「土曜日」がクールの中に含まれているので、第1クールを選ばざるを得ませんでした。まあ結果としては他人の後塵を踏まなくて済むのでよかったかなあと思います。

 私は座学が苦手で、研修が始まるまでは「後で考査もあるし、いかに一日寝ないで頑張るかが課題だな。」と思ってました。今年の2月なんて寝不足のために、帰化申請実務研修で講壇に登っている上まで睡魔が忍び寄って来たくらいですから筋金入りの寝坊助です。
 おまけにビデオ研修とあっては、瞼が重くならない方が不思議やろと。

 しかし、今日は良い講義でした。
 行政手続法の講義だったのですが、良い授業であることに加えて、帰化申請業務に当てはめて考えると「ウンウン使える」の連続で睡魔は姿も見せませんでした。

 法律上、審査請求はおこなえず、行政訴訟は弁護士さんの分野なので、実際に帰化申請とは何の関係もない特定行政書士制度ではありますが、様々な「考え方」としては帰化申請にも非常に役立つ講義でした。
 しかしながら、現実には帰化申請では再申請が近道ではあります。

 とにかく、業務を中断して出掛けた甲斐もあった「かも」ですね。