帰化申請が結構混んでいるこの平成27年は事務仕事の量も若者言葉で言うところの「ハンパ無く」、こなさなければならない翻訳と帰化申請書類が山積しています。
山積と言うのは言葉の綾とか表現上の事だけでなく、営業時間中は実際にうちの書庫の前にドドドーンとあべのハルカスのように積み上がっているので、事務所仕舞いをする際に書庫に放り込んで鍵をかけるまでイヤが応でも目に入るのでホンマ、日々凄いプレッシャーと闘っています。
このプレッシャーを和らげてくれる唯一の曜日が日曜日です。
官公庁が開いていないので、役所回りができないと腹を決めて一日事務仕事に充てることができます。
日曜日に駒を進めては、ほっ、と心の中で一息つく。安息日とは良く言ったものです。
ところで今日は安息日に帰化申請の依頼者のご家族との打ち合わせを午前10時に入れておりました。
9時に事務所に入って、昨日除籍翻訳のページの途中で終わってしまった翻訳を再開していたら、約束の時間少し前に依頼者の方がお越しになられました。
非常に真面目で、前向きなご家庭の方々で、家族全員でお越しになられたのです。
僕の皮算用では10時から始めて13時まで、あわよくば正午には打ち合わせを終わらせて午後は事務仕事三昧に耽ろうと画策していましたが現実は甘くない。
こうやって家族全員で「真剣に」来られると、こちらもひとつひとつ真剣に返そうと躍起になってしまう性格が災いして、午後1時どころか打ち合わせ終わって、打ち合わせ中に掛かってきた相談電話にあらためて返事をして終わって時計を見たら7時前でした。今日の相談者とは朝10時前から18時過ぎまでお話ししていたのではないでしょうか。
おいでになられたお父さんが話術の巧みな楽しい方でついその術中にはまってしまったのでしょう。
本当は今日、1件分事務仕事を片付けて、明日は既に法務局の予約を取っている帰化受付とは別に書類点検を済ませてしまおうと狙っていましたが、明日の帰化受付準備だけで精一杯です。
うーーーーん。
時間よ止まれ!