帰化申請では日本に居住する申請者が納付しなければならない、ありとあらゆる税金の納付が不可欠の条件となっています。
納付義務を果たしているかどうかについては、各種納税証明書や課税証明書を提出して立証しなければなりません。
拠証すべき税金は、申告所得税を初めとして住民税(市府民税、町県民税、特別区都民税など)、事業税、消費税だけでなく、贈与税、固定資産税、相続税、印紙税その他の税目です。
法人経営者は、自らが役員を務める「全ての法人」について法人税、法人事業税、法人都道府県民税、市町村税を初めとする各種税金を納めていないといけませんし、従業員から徴集した源泉徴集税も遅滞無く納めていなければなりません。
帰化申請一覧表には所得税または法人税、住民税、事業税、消費税あたりしか記載されていないので、よく、それだけで良いと勘違いなさっている方がいますが、それほど甘くはありません。
帰化申請が幾つも重なっている時は、頭の中を良く整理しておかないと、同じ時期に同じ税務署に何度も足を運ばないといけなくなるので、非常に非効率的です。
今日は市内の税務署数件と、府税事務所、市税事務所を一気に回る日にしました。
税務署巡りに出る前に、取得漏れが無いように何件もの帰化申請案件の必要書類を確認する作業が数時間掛かりました。でも、2度3度と同じ役所に出向く時間的ロスは比べ物になりません。
税務署ではその1その2に跨がる請求時には結構な「待ち時間」が掛かるので、納税証明書の収集デイは、とりもなおさず帰化申請ブログ更新デイとなります。
ブログ記事を書き出したけれど完成せず下書き投稿のまま放ったらかしのブログ記事がここ何週間かの間に幾つかありますので、税務署の待ち時間の間に少しでも完成させたいですね!