ドナルド・キーン氏が帰化

 ドナルド・キーンさんという日本文学研究家・評論家の方が平成24年3月8日法務省告示第89号により帰化が許可されました。

 当日付けの各新聞社の記事でこの帰化許可について報道されていましたが、一般的には法務局からの帰化許可の連絡は数日から数週間後になされますので、帰化申請後、帰化許可を待ち望んでご本人または関係者が官報告示をチェックされていなければ当日の帰化報道は考えられません。

 比較的暇な法務局では法務局自身が官報チェックを行い好意で当日に帰化許可を知らせてくれる場合もありますが、おそらくはまだ法務局からの連絡は入っていないことと存じます。帰化の連絡を早く入れたところで帰化許可者がその後の手続きを行うための書類は法務省から届いていませんので本人がそわそわするだけのことですから準備ができてから連絡が入ります。帰化許可者の身分証明書が交付され帰化届により日本の戸籍ができあがるのは3月後半になることでしょう。

 申請支援センターからも何人かの有名人の方が許可になっていますが、帰化申請という特殊な業務なだけにプライバシーに関わる事なのでなかなかご紹介しづらいのですが、中には、公言を許して下さっている方もいらっしゃいますので、機会を見てご紹介もいたしたいと考えています。

 

参考リンク:帰化許可・不許可

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」