奈良地方法務局本局での帰化申請書類点検

 奈良地方法務局に、帰化申請の書類点検で、今日(もう日付が変わり、厳密には昨日ですが)行ってきました。

 過去、奈良地方法務局管轄の各支局においては、申し訳ないけれど、手際があまり良くないイメージ(要するに業務が遅い)があったのですが、今回は戸籍課国籍ご担当の職員さんが電話応対の時から、非常にてきぱきしておられて「おっ!?」と感じておりました。

 今日、書類点検に行ってみると、やはり書類点検も大変快調に進みました。
 地方の法務局や支局に行くと、早くてもろくに目を通してくれていなかったり、だらだらと全部読んで時間が掛かったり、というような場面にもよく遭遇するのですが、今日は、どちらでもなく「一般的に問題となるポイントを押さえつつ、ざっと目を通していく」という大阪での光景を彷彿とさせる流れで感心いたしておりました。

 今回、提出書類の綴り方はわざわざ奈良方式に分冊して持参しておりましたので、無駄話の中で、大阪では分冊しない旨を話しましたら、職員さんは「私も過去に大阪にいましたので、今でも大阪方式の並べ方の方がチェックしやすいんですよ。」と笑ってらっしゃいました。

 スムーズな仕事ぶりの種明かしを聞けば、「どうりで」、という一幕でした。

 もっとも、異動によりめまぐるしく変わられる大阪の15人程度の体制の職員さんはここ何年かの間に在席された方はほとんど私が顔を合わしているはずなので、「お会いしませんでしたね」と尋ねますと、直接、大阪の国籍課から異動して来られたわけではないとのことでした。
 法務局職員の仕事は帰化申請だけではありませんからね。ローテーションの中で普段は不動産・法人登記、戸籍、供託などの仕事をされています。経理や総務の仕事に従事されることもあります。むしろ、国籍業務はマイナー業務なのです。

 いずれにしても、実際、奈良のお仕事をいただくたびに、少し重い気分だっただけに、奈良地方法務局の対応が迅速になったことは、私にとって大変な朗報でした!

 ただ、予約の取れなさはあいかわらずだったのですが、これは会議室がひとつしかなく、ブッキングが国籍係のみならずみんなで取り合われていますので、仕方がないですね。

 

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」