大阪市中央区の申請支援センターでは、毎週土曜日帰化申請や国際結婚、永住許可申請などのご依頼を希望される方々のための相談会を行っています。
一昨日の帰化相談会は早々に普段の4枠は埋まり朝9時からの有料特別枠と既に受任している依頼者との打合せを含め10時間半、話し続けました。なかなかの体力仕事です。
その中に甥子さんからの紹介で、帰化申請を希望される韓国籍特別永住者の方がいらっしゃいました。
ご紹介ということもあり、有り難いことに相談に来られる前から、自分自身はほぼご依頼の気持ちを固めてお越しになられました。
真面目で堅実な方であり様々な帰化条件も難なく満たしておられ、行政書士に頼むならばまず許可になるであろう平穏な案件でした。
ただ、同じ国籍の同居される家族がいらっしゃって事業もされておられるので、ご本人だけの申請であっても同居される方の多大な協力も必要ですし、書類も結構大変になります。
これは、同居者の方が同時に帰化申請をされるかどうかに関わらず、同居者の方の数多くの書類が必要になるからなのです。
さらに、その内容によっては、申請者本人が不許可(というより、ほとんどが受付拒絶)となることも良くあります。一緒に住んでいる家族も含めて、帰化申請は審査されるからです。
言い換えれば、本人が申請可能ならば、個人由来の素行に関する部分を除き、その同居者の方も帰化できる可能性がかなり高いということです。
迷うことなく、同居者の方の同時申請をお勧めしました。
なぜなら、ASC申請支援センターでは、同時に帰化申請される同居されるご家族の追加料金はたったの3万円だけであるからです。
ご本人が許可になってから、気を良くされて、後からあらためてご依頼になられることを考えると、非常にお得です。どうせ申請されるなら、今、やらない手はありません。
ご本人も納得して、ぜひ勧めてみるとおっしゃって帰られました。