帰化申請に添付する住民票大阪東京の違いその1

 帰化申請において住民票は本来的に住所を証する書面であり、帰化条件のひとつである居住条件該当性を審査するための添付書類です。

ですから、原則は帰化申請者本人の住民票を提出すれば良いはずです。もっと言うと、帰化申請者の個人票で事足りると考える方が出て来てもおかしくない事なのかも知れません。

 しかしながら、「そこに住所がある」、つまり生活があるということは、暮らしに関する様々な帰化条件である生計条件や素行条件が見え隠れする基本となる書類こそが住民票であると言って全く過言ではありません。

 だからこそ帰化申請において全国的に住民票は個人票では足りず、少なくとも同居する家族・親族の家族票を要求されるのです。

 

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