札幌法務局の職員さんから「まさかあなたが帰化申請で来られるとは」と言われる

 札幌法務局での帰化申請も何とか無事に済み、新千歳空港のロビーで予約投稿しております。

 今日、担当してくださった職員さんも手際の良い方でしたので30分程度でさっと帰化の受付も終わりました。短時間で内容チェックされたにも関われず、見るべき部分は見ておられ、なかなかあなどれない仕事ぶりです。

 大阪からは超遠方の帰化申請でございましたが、今日のところはとくに補正書類もなかったので、僕も肩の荷が下りました。

 本人の署名手続きも滞りなく進み一段落着いたところで、法務局の職員さんが
 「実は・・・」
 と切り出されました。

続く、法務局の職員さんの言葉は、 
「申請支援センターさんのホームページをずっと前から拝見していました・・・」

 あちゃー。

 年がら年中、「自慢話」と「帰化の技術を上げずに値引きだけで客を募っている行政書士の”行為”への悪口」ばかり垂れ流しているこの帰化申請ブログやホームページをチェックされているのはバツが悪いなあと思いましたので「偉そうに書いてましゃろ(^^)、まあ営業活動の一貫なのでご理解ください」とテヘペロ風に苦笑いしました。

 すると、職員さんは「いえいえ、感心しておりました。」と持ち上げて下さる。

 「実は、今度予約を取ってお越しになられるよりもずっと前から、帰化申請の調べものをしている時などに何度も拝見していましたが、帰化申請に対する深い造詣というか帰化に対する考え方が非常にしっかりなさっていて、『大阪にはこんな行政書士もいらっしゃるんだ』と共感していたんです。まさか、その人ご本人が北海道までお越しになられるとは奇遇というか驚きました!」

 さすがに「ファンでした!」とまでは言われませんでしたが、ちょっと誉められすぎで怖いですね(笑)。

「ベテランの先生の書類は見なくてもいいくらいですな」とか「先生の書類はキチンと整理されていて助かります」といった持ち上げ方は、忍法”上げ落とし”といって、とくに民事法務協会の相談員さんから言われるのは、まあだいたいこちらの力量を見抜かれて、駆け出しの行政書士をからかっていることが多いのですが、今日の職員さんの真意はどうでしょうか。額面半分くらいに受け取っておきましょう。
 でも、素直に嬉しかったです。

 いずれにしても、僕の願いは今日受付られたお客さんの帰化申請を通す事。

 それは、大阪でも、東京でも、札幌でも変わりありません。