大阪法務局のエレベーターが馬鹿になって帰化申請の度にイライラ

 大阪法務局には3基のエレベーターがあります。

 法人の商業登記簿謄本や不動産登記簿謄本を請求に行く際には1,2階なのでエレベーターに乗ることはないのですが、帰化申請を取り扱う国籍課や隣の戸籍課に用がある時は3階なのでつい使ってしまいます。3階くらいでエレベーターを使っていたら健脚な昔の人に怒られそうですね。

 ところでこの大阪法務局のエレベーター、見た目は古かったのですが、なかなかの優れものでありました。

 何が優れていたかというと、3基のコンビネーションが良かったのか、人を待たせなかったのです。
 毎日お昼前後が、職員が食事で降りてきたり、逆に上の食堂に行かれる方がいらっしゃったりと一番混むのですが、その時でもほとんど時間待ちのストレスを感じた事はありませんでした。

 待った記憶があるのは、もう久しくなりますが終日ごった返していた大阪入国管理局がまだ5階にあった頃に入管の階から食堂階に「上がる」時ぐらいでした。エレベーターが一杯で止まっても中に入れなかったのです。

 これほどストレスが無かったのは、3台を制御するシステムがよほど優れていたのかもしれません。

 ところが、しばらく前に3基のうち1基だけが新調されました。

 それからと言うもの、とくに混んでいない時でさえ、日常的に法務局のエレベーター前で待たされるようになりました。

 とにかく、他の2基と連動していない事が最大の原因でしょう。
 だって、各階で両方のボタンを押すわけですから一方の籠が止まって乗客が居なくなっても、もう一方のエレベーターは知らずに止まっているはずです。そういった無駄な動きと電力消費が延々続いているわけですから。

 メーカー名を確認してなかったですが、新しい方はシンドラーじゃないかなあ?
 ボタンが丸いプラッチックだったり、シンドラーっぽい。

 ウィキぺディアを見ると2006年の死亡事故以来日本での受注は無いと書いてありますが、事故以降も色んな新築の官公庁でシンドラーのエレベーターを見ました。受注は自体は事故前だったということですかねえ。

 いずれにしても、大阪法務局のエレベーターを早く賢くしてほしいですね。