帰化申請依頼が重なりすぎて選挙オタクの名を返上

 昨日は敬慕する山中健芦屋市長の事務所開きの日でした。
 健さんらしく、特に「事務所開きを致しますから、是非お越しください!」という案内は無く、控えめに「今度事務所が移転します」とご連絡頂いただけでした。

 それでも古くからのファンには、時節柄事務所開きなのだろうなと理解できます。
 だから、駆けつけて差し上げたかったのですが、やはりご依頼者を優先せざるを得ない現状で何とも身動きが取れない自分が悔しく思っています。

 私の仕事の仕方が下手なのでしょうか?

 昨年迄の帰化申請での行政書士業務では、よほど家族が多いなどの事情がなければ、1件の申請に掛かる「実質書類作成時間」は翻訳も含めて2日程でした。
 もちろん、書類取得に掛かる時間や、法務局との折衝、さらにご本人との打合せにも全て時間が掛かります。
 しかし、何件分もの帰化書類請求を一度にしたり、さらにその請求中に他の書類を取りに回ったりしながら「平日の昼間を濃いものに煮詰めていく」ことで週に2,3件程度なら特に髪の毛を逆立てなくても何とかこなして来れました。

 しかし、平成27年から韓国の方の帰化申請が大変難しくなりました。
 実は専門家から見れば少しも難しくなったわけではないのですが、提出する書類量が一気に増えたので、仕事を持たれている方が自分で帰化申請をするのはかなり厳しくなった事は確かです。

 その結果、書類作成業務だけでも、2日程で出来ていたものが3,4日掛かるようになりました。

 2日とか3,4日とかと聞いて、大したことない書類内容じゃないかと勘違いされる人もいるでしょうから念のため申し上げておきますと、帰化申請業務に精通した自称超熟練者の私が、朝7時半か8時からデスクに向かい毎晩日付が変わるまでパソコンにへばり着いての2日ですから、普通の業者では1週間が2週間になったという感じでしょうし、一般の人がしようものなら、2週間が2ヶ月になったようなものかもしれません。それも、書類の作成作業だけの話ですよ。

 とにかく、心は芦屋を初め、三田さんの港区や、角谷君の生野区に飛んでいっているのですが、脱け殻の身体が一生懸命に仕事をしています。
 今や中馬代議士の秘書を辞めて20年になり、単なる選挙オタクの身の上だったのですが、もうその肩書さえも返上しないといけません。
 大阪は明日告示だというのに。

 領事館の待ち時間に投稿しています。今日は領事館が空いていてラッキーでした。
 今から、大阪法務局本局の点検です。がんばろー。