姫路市には帰化申請専門家もあらためて脱帽しました

 相続手続きを早急にしなければならない外国人住民や、帰化申請を希望し日本人になることを願う真面目な外国人の方の用に供するために、外国人登録法廃止以降も、いち早く閉鎖外国人登録原票の「記載事項証明書」を、遵法に交付できるようにするにはどうすればよいか、という知恵を絞って、行政証明としての閉鎖外国人登録原票の記載事項証明を継続交付できるようにされた姫路市の対応には、何度もこのブログで賞賛をして参りましたが、閉鎖外国人登録原票の写しの請求に関する記事を書いたついでに、思い出して、姫路市ホームページでどうなっているのかを確かめてきました。

 継続交付を決めただけでなく、もう既に交付請求書も改訂し、申請書さえ、姫路市ホームページに掲載されています。

 早く、丁寧で、すごいことです。再々脱帽です。

 請求窓口は、姫路市市民局住民窓口センターですが、市全体で考えないと進まないことであったでしょう。
 早く、丁寧に行動できるということは、真剣に考えているということです。
 
 「平成24年7月9日から外国人登録原票記載事項証明書は発行できなくなりました。」と簡単に告知して、知らないふりを決め込んでいる日本中の市区町村は恥じないといけません。どこの自治体も能力のある優秀な人材が集まっているわけですから、何をどうして行けばよいかはわかっているはずです。ただ、法律上の課題は予測しているものの、実務上現実的にどんな予期せぬ問題が出てくるかを恐れて踏みとどまっているのだと存じます。そうであれば、相手の多忙の中を承知で頭を下げて姫路市に教えを乞う能力があるかどうかの問題です。

 私も他人事のように評論していないで、世界で一番早く、丁寧に、行政書士業務をこなせるように、姫路市のみなさんを見習いたいと思います。

 真剣に。

 

参考リンク:

帰化申請の必要書類

提供:帰化申請専門家の「ASC申請支援センター」