フィリピンの方の帰化申請に使う出生証明書等の発行者が変わっていた件

 フィリピンの方の帰化申請を現在受任中です。
 フィリピン国籍の方の帰化申請は久し振りですね。今年の春頃許可になった案件が最後じゃないでしょうか。

 今日午後は相談会が詰まっていたので、午前中にその方と帰化申請その他の打ち合わせをしました。
 フィリピンの身分関係書類が上がって来たようなので確認しましたら、レッドリボンの書式というか用紙が変わっていたので時の流れを感じましたが、中の証明書を見るとNSOの発行者名も変わっていました。

 ここのところ、長いことカメリア N. エリクタ氏のサインがあったのですが、違う方のサインになっています。
 また、署名者の肩書も変わっていますので、韓国家族関係登録簿の場合であれば、国レベルで発行する場合には電算運営責任官という職の権限において発行されるのですが、NSOという国家レベルの証明ではありますが権限者の資格は一定ではないようです。

 韓国でも本国の面事務所などで取得したものは地方の権限で交付されますが、いずれにしても帰化申請の際に問題なく使用できますので、一般の方はあまり気にすることはないでしょう

 でも、これがフィリピンではなくて、韓国の電算運営責任官の氏名が変わったら、帰化申請専門の行政書士は走り回らなければならないことがあるので、証明者の名前については神経質にならざるを得ないのです。

 来年あたり、電算運営責任官変わりそうな気がするので、ちょい憂鬱な年末です。