first created August 12,2003;last updated August 12,2003 | ||
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アートフラワー、フラワーアレンジメントとさまざまな名称で呼ばれることもありますが、日本では現在、フラワーデザインと統一して称されており、従事する者は「フラワーデザイナー」と呼ばれます。 さて、その「フラワーデザイナー」になるには、どうしたらよいのでしょうか? フラワーデザインは、いけばなと違って、比較的きまりごとが少なく、そのデザインセンスはそれぞれの感性にまかされている面がございます。ですから、極論いたしますといけばなもフラワーデザインも学んだことのない方でも「今日からフラワーデザイナーです」と宣言すれば、「フラワーデザイナー」になれます。 しかし、「フラワーデザイナー」として世の中に認めてもらうためには、やはり、資格をとっておくのが近道であることはいうまでもありません。 私もさまざまな方から、「資格だけでも取っておかれたら」とお誘いをいただいておりましたが、いけばなの世界でやっていくには充分経験も積ませていただいておりましたし、そちらでの活動に忙しいことにかまけて、長く興味を抱いておりませんでした。還暦を迎え、流派の大阪支部長もお譲りしましてから、時間の余裕も生まれてまいりましたので、やっと重い腰をあげて「挑戦」してみようという気になったのですが、フラワーデザイン関連の資格の多いこと多いこと!正直申しまして権威のない資格はいりませんでしたので、当時いろいろと調べていましたところ、多くの先達や友人が口をそろえて「日本できちんとしたフラワーデザイナーとしての資格は、NFD(日本フラワーデザイナー協会)資格検定だけでしょうね。」と教えてくれました。 さまざまなフラワーデザインの権威があり、もちろんどちらの権威も素晴らしい技術を伝授しておりそれぞれの資格認定をおこなっているのですが、日本で公的資格として広く認められているのはNFDだけであるというのが、紛れもない事実です。 その後、検定講師として検定受験を指導できるまでになれましたが、NFD資格検定はなかなかたいへんな試験です。幸いにして、3級、2級、1級と一度の受験で通過できましたけれども、流派の最高師範を頂戴している身にも厳しい修練が必要でございました。技術や造形には自信はあったのですが、試験の短い時間でそれを表現できるかというプレッシャーがたいへんなものでした。プレッシャーを払拭するために、試験前に何度も何度も練習に通い、自宅で稽古し、ほんとうによく体力が持ったことと存じます。 自分の苦労の反省から、「フラワーデザイナー」を目指される方は、是非とも、若いうちにNFD検定を受験されることをおすすめいたします。 |
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“社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称NFD)”は昭和42年に設立され、昭和44年に文部省(現:文部科学省)の許可を受けた公益法人です。 NFDではフラワーデザインの資格認定および登録をおこなうとともに、正しいフラワーデザインの普及、技術向上を図り、ひいては日本の生活文化や産業の向上に寄与することを目的として活動しています。現在、全国に53の支部を設け、会員数は35,000名に達し、8,000名を超えるNFD講師がレッスンプロとして指導にあたり、 また多くの会員がフラワーショップほか花にかかわるさまざまな分野で活躍しています。 国内における各種事業とともに、国際的には世界26カ国のフラワーデザイナー組織によって運営されているWAFA(The World Association of Flower Arrangers)に 1982年の設立準備時より参加し、設立発起団体として日本を代表して加盟しているのを初め、海外研修ツアー、トップデザイナーの招聘など海外との交流を積極的に行っています。 |
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池田会長デモンストレーション風景 |
“東京フラワーデザイン研究会”は昭和22年、初代大石寛先生によって、アメリカ駐留軍将校夫人を中心に、お花のサークル活動として東京でスタートし、日本で初めてのフラワーデザインスクールとして発展しました。 多くのすばらしいフラワーデザイナーを世に送り出し、フラワーデザイン界では、最高に格式高い歴史あるスクールとして、業界の評価を受けております。現在では、会長職を池田孝二先生が引き継ぎ、日本フラワーデザイン界のトップデザイナーとして後進の指導にあたり、更なる発展を遂げております。 池田会長はNFD(日本フラワーデザイナー協会)前副理事長でもあり、NFD検定受験の修練の場として、また「仕事のあるフラワーデザイナー」として大成するためには最も適しているスクールです。 |
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茶道裏千家華道未生流笹岡お花とお茶のアトリエ.comフラワーデザインアレンジメント大阪 |
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