first created August 12,2003;last updated August 12,2003



講習月3回/7,500円(花材費込)
入会金/3,000円(既に他のコースを受講されている方は不要)


 かつては、花嫁修業のひとつとして、婚嫁までに師範代ぐらいは取得させておくことが、良家の子女の身だしなみでございました。
「万が一、嫁ぎ先が凋落しても暮らしていけるように」という優しい親心だったのですね。
 今日では、デザイナー・コーディネーターの方が仕事の幅を広げるために当流派の感性と理論と技術を学びに通われたり、企業や組織内で上を目指されるアクティブな男性女性の方が人格形成のためや人脈を広げるためにお越しになられることも増えております。
 明治大正以来流行した「花嫁修業のための華道」という風習が過去のものとなり、仏前供花、座敷飾りから武家の精神修養として発展した華道本来の役割に戻りつつあるのかもしれません。

 前置きははこれぐらいにいたしましょう(^o^)
 当スクールではかたいことは抜きにいたしまして、「楽しく」いけばなを学んでいただけるよう心がけております。入門から奥義まで、どなたにでもわかりやすくご指導いたします。




 当流のいけばなは「どこで見かけても、誰がいけているのを見ても、花姿が調っていて美しい。そして何よりも足元がすっきりしていてセンスが良い。」と、よくお褒めいただきます。
 身内の私が申し上げるのも手前味噌ではありますが、流派の者であるとともに、純粋な美の探求者のはしくれとして努めて公平に評価しても、そのセンスの良さはピカイチだと自負いたします。
 近頃はどこの流派もネット上でフォトギャラリーを公開していますから、ためしに覗いてみてきてください。このページのギャラリーと比較していただいていかがでしょうか?きわだってセンスの良いことがご理解いただけると存じます。
 このセンスの良さは、「古典に走り過ぎず、前衛に走り過ぎず」というバランスの良さから生まれてきます。古臭くもなく、奇抜でもない、わたしたちの暮らしている時代にあったお花なのです。



 全国には数多くの流派がありますが、各流の違いは簡単に言うと花矩(はながね)と呼ばれる花の骨格の違いです。
 ところが、ほとんどの流派では「どのくらいの長さで切って、どのくらいの長さで矯める(曲線をつくる)か」を厳格に規定していません。そのため、教授者によって花矩が異なってくるという矛盾が起こります。
 また、花矩があっても一子相伝の秘伝として広く伝えていない流派や、生花(格花・古典花)自体を教えていない流派も少なくありません。

 当流のお花をどこで見かけられても、足元がすっきりしていて花姿が調っておりますのは、花枝の寸法を定めた「寸法表」を作成しているからです。
 テキストが単なる作品集にすぎなかったり、「○○○をバランスを考えて配置しましょう」などとあいまいな表現を使っているのでは、合理的な教授を受けられるはずはありません。当流の「寸法表」では、一枝一枝、一葉一葉の寸法から矯め口の寸法、矯める程度まで、正確に記入してあり、どなたでも姿良く活けられるように調製しております。また、ゆくゆく師範となられ教鞭を取り始められたばかりの頃は、この「寸法表」がたいへん心強い味方と感じられることでしょう。






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茶道裏千家華道未生流笹岡お花とお茶のアトリエ.comフラワーデザインアレンジメント大阪

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