韓国人の帰化申請書類の難化は台湾人の方の戸籍と同じ

 平成27年1月からの韓国人の帰化申請において韓国戸籍関係書類(家族関係登録簿証明書)がこれまでとは比べ物にならないくらい大幅に増えたことは、既にお知らせしました。

> 平成27年より韓国人の帰化申請書類が大幅に増え難化しました

 しかし、良く考えてみれば、中華民国国籍の方の帰化申請で必要な台湾戸籍と同じになっただけのことかと存じます。

 韓国人と同じように台湾人にも特別永住者は存在します。

 特別永住者は平成15年7月からの帰化申請の審査方針では、書類の緩和がなされるようになり、特別永住者以外の方の帰化申請と比べて幾分楽になってまいりました。

 韓国書類や台湾書類はその範疇に無い、書類緩和とは無縁の書類ではあったのですが、その後、2008年1月からの韓国戸籍法の廃止と家族関係登録簿制度の開始以降は、はっきり言って、申請書類が非常に少なくなったものでした。

 一方の中華民国(台湾)も昨年戸籍制度が改正され、新式台湾戸籍の制度が始まったのですが、戸籍制度改正後も、結局は父母の婚姻以降全ての戸籍謄本の提出を求められ、同じ特別永住者でも、韓国人と台湾人で本国書類の取得に関する労苦には雲泥の差が存在していました。

 これからの韓国人の帰化申請ではとても自分での申請は前に進められないくらいしんどくなった事を嘆く韓国籍の方の気持ちも十分に理解はしていますが、公平な立場から見ると、同じ特別永住者であるにもかかわらず、これまでは台湾人に比べて少し優遇されていた面があったように感じます。

 それでも、台湾の方が本国書類を取り寄せる苦労に比べれば、まだ雲泥の差がありますので、がんばって、帰化申請を進めて行きましょう!