韓国平昌オリンピックそだねージャパンに感動して帰化申請を決意

帰化申請と冬季オリンピック

帰化申請と冬季オリンピック

 昨日平成30年2月24日はASC申請支援センターの土曜帰化相談会の日でした。
 午前11時から6件の帰化相談のご予約があり(1件はドタキャンとなりましたが)それぞれ真剣に日本国籍取得の為のご相談をなさいました。

 その中で、奇しくも2件の方から同じ言葉が飛び出しました。

 それは、帰化の動機の語られる際に、今回韓国平昌で行われた2018年冬期オリンピックを見ていて、「日本の選手や、日本チームを応援している自分を考えた時、やはり自分の心の中の国籍は日本なんだ。心は日本人なんだ。」とつくづく感じました、という言葉です。

 前にもこの帰化ブログでも何度か書いたことがありますが、オリンピックをはじめとして、サッカーのワールドカップや、ベースボール世界大会などの際には、帰化申請のご依頼が増えます。
 とくに日本選手や日本チームががんばって良い成績を残した際に顕著です。

 日本人なら日本選手が一生懸命汗をかいてがんばっている姿に自分を重ねます。
 そして、「よかったね!」とまるで自分の事のように、一緒に喜ぶことができます。

 でも、昨日来られた帰化相談の方がおっしゃられるには、オリンピックなどを見ていると、いつもすごく複雑な気分になるというのです。

 まちがいなく日本選手を応援している自分が居るのに、
 自分の国籍は、日本じゃない、と。

 今回も、日本女子カーリングのそだねージャパンが、準決勝で韓国チームと戦っている時には間違いなくメガネ先輩ではなく、そだねージャパンを応援していましたとおっしゃられます。
 今度の冬季オリンピックで、そだねージャパンがひとつ勝つたびに、一緒に喜んできた自分が、すごくむなしかったです、と。

 どちらの方も笑い話として照れ臭そうにお話しになられるのですが、心中は、大きな悲しみがあるそうです。

 毎回の事とはいえ、行政書士の使命としてASC申請支援センターがしっかりサポートして、早く日本国籍を取得させて差し上げたいと、心が引き締まる瞬間でありました。