帰化申請後も気を抜くと簡単に取り下げや不許可になります

 膨大な書類を揃え、何度も法務局に足を運んで、帰化申請が受け付けられると、誰しもほっとされるのは仕方のないことです。正直、私自身も帰化申請の受付が終わると少し安心いたします。

 しかし、帰化申請の審査では受付までだけでなく受付後の生活全てが、その対象となっています。

 だからこそ、受付が終わった際に「まだまだ、気を抜かずに、とくにあなたの場合にはとくにココとココに気を付けて帰化許可の日まで暮らして行ってください」とアドバイスをする場合もあります。

 ところが。

 様々な難関をひとつひとつ乗り越え長期間かけて受付に至った案件で大きなトラブルが発生しました。
 その「ココとココの」部分で、私のアドバイスを聞かずに悪い事態を引き起こされたのです。

 詳しい事情はブログでは書けませんが、漠然と気を付けて、というのではなく、「何月のいつ頃に、どうなるから、どうして下さい」と言うことを本人に話し家族にもフォローをお願いしておりました。
 それだけに、怒りの混じった悔しさが治まりません。

 ただ、過ぎてしまった事を残念がっていても仕方がないので、どれだけ前向きに対応していくのか、被害を最小に抑えるためにどうしていくか、といった未来の設計図を書いていく事にいたしましょう。

 がんばろう!