帰化申請では重加算税は非常に重い素行上の瑕疵となります

 帰化申請の素行条件上、税金に関する不備は最も重たい瑕疵として審査される事項のひとつです。

 日本に居住し社会サービスを受けている人々がみんな脱税すると、この日本国は崩壊いたしますので、ごく当然なことです。
 ところが税金の不備を指摘されたりすると言い訳を重ね挙句の果てには政治が悪いとか国の制度が悪いとか言い放ちだす方もいて、このような方は一生帰化して欲しくないと日本人は思っていますし、私も思っています。だから、私は受けない。

 日本の政府も、日本国も、日本国民と別に存在するものではありません。
 日本国民の集大成が、日本国であり、日本政府です。
 日本の国の事を罵倒する者は、日本国民を罵倒している人間です。
 そんな人の帰化申請を受ける事はありません。

 ただ、私も商売ですから、税金の言い訳くらいは聞き流してあげるようにしています。
 その結果、最終的には「自分が悪い」と反省して真面目な税申告・納税をしようと前向きに考えることができる真面目な性格の人については、ご一緒に頑張って帰化申請が許可となるように最大の努力を払って差し上げることになります。

 色んな税務上の瑕疵があれば勿論そのままでは帰化申請などできるはずもありませんが、本気で私と一緒に順番に取り組んでいけば「希望」が見えてくる場合があります。

 しかし、重加算税があれば「ほぼ帰化の見込みはない」と考えてよいでしょう。
 税務署が重加算税とするのは「よっぽど」ひどい悪人に対しての処置と考えてください。

 相当の期間、いちから真面目に人生をやり直していただく必要があるのです。