本年度の帰化申請最短許可期間を更新

 予約投稿で7月4日分を投稿してしまっているのでこの記事が投稿される7月5日午前0時時点では、もうすでに一昨日の話題となってしまっていますが、おととい7月3日付の帰化申請許可で、今年に入ってからの帰化申請期間の記録更新がありました。あくまで「本年度記録」でしかありませんが。

 今年の2月4日の申請で7月3日の帰化許可ですから149日、帰化申請受付からギリギリ4ケ月台に突入です!

 自分で申請した方には1000%実現できない数字です。

 今年は、大帰化に準じても良いかのような立派な経歴の方の帰化が5ヶ月半で降りて、昨今の状況からすると、今年の帰化許可期間の記録更新はまあないだろうと思っていましたので、私も嬉しかったです。

 当センター自身の過去の帰化許可の最短記録はなんと3ケ月台!というとんでもないものがあるのですが、これは大阪法務局でどんどん帰化申請期間がどんどん早くなっていた時代に受付から面接まで2週間などといったスピード審査もざらに行われていた懐かしい時代のことですから、日本行政書士会の行政書士検索で平成20年あたり以降に開業されている事務所の方から同じような話を聞いたらマユツバモノだと思って差し支えないでしょう。

 だって、今年などは面接までだけでも十分に3ヶ月掛かっているわけですから、3ケ月台とか、4ケ月台とかというのは、ほぼありえないことなわけです。

 その今年に、今回4ケ月台が出たというのは、なかなか凄いことです。
 ただ、4ケ月台と言っても、ほぼ5か月ちょうど、という149日の日数を私が「4ケ月台!」と大袈裟に書いているだけなのですが、それでも、4ケ月台は4ケ月台です(笑)。

 この方は、なんといっても相談に見えられた時点で彼女のお腹に妊娠3ヶ月めの胎児がいらっしゃる未婚のカップルでしたので、まあ、とにもかくにも、すごく心配した申請だったのですが、ASC申請支援センターの「帰化許可が早くなるノウハウ」を総動員して、なんとか出産に間に合わせることができた案件です。

 おまけに、「帰化申請受付後の交通減点」というオマケまで付いていました。
 過去がめったにないくらい真面目で、追加の違反や事故が非常に軽微であったとして、なんとか許してもらえたとしても、普通は2ヶ月帰化許可延期です。ただでさえ、子供の出産に間に合わせないといけない時に、致命的な状況だったのです。
 幸いにも、本人が正直に警察と別れたその場で私に電話してくださったから、これも、申請支援センターがアドバイスした対応策の通りに動かれたので、なんとか事なきを得たようです。「事なきを得たようです」というのは、昨日許可になってやっと判明したのですけれどもね。

 いずれにしても、申請支援センターの面目躍如というところでしょうか。
 妊娠したカップルの帰化申請は、ASC申請支援センターへ!
 もちろん、保障やお約束は一切できません。

 しかし、去年今年の帰化許可状況を考えるならば、子供ができた時に「最初に相談された人がもしも他の人であったなら」、今回のよろこびは実現できなかった可能性がほぼ0だったと言っても、過言ではありません。
 一縷の望みをなんとかつなぎたければ、ASCにかけてみてください。

 実は、同じ7月3日にはメキシコ籍であるに加えて論点の多い申請が6ヶ月ちょうどで降りたという快挙もあったのですが、4ケ月台の前には、少し霞んでしまいました。

 ただ、その他の案件は、依然、特別永住者もそうでない方も、遅々としていらだつ毎日が続いている今日この頃でございます。

 どちらさまも、帰化後の人生がお幸せであることを心から願います。