出入国在留管理庁になり原票請求先が一本化

出入国在留管理庁総務課

出入国在留管理庁


 入国管理局が出入国在留管理庁となった事は帰化行政においては特に変化はないものと思われますが、ひとつだけ良くなったことがあります。
 それは、閉鎖及び書換前外国人登録原票の開示請求について申請者本人と亡くなった親族の分の窓口が一本化されたことです。
 これまでは生きている外国人の請求は個人情報保護法による開示を法務省大臣官房秘書課に行い、亡くなった方については入国管理局出入国管理情報官に行っていたのですが、同時に行う場合には大臣官房秘書課に入国管理局にも届くように専用の封筒で送付していました。でも、省庁が分離したので今後その方法を取れなくなったら困るなあと思いながら直接確認を行いましたら、全て出入国在留管理庁総務課が一括窓口となってくれるようです。
 実質的にはこれまでも出入国情報開示係が全て検索を担っていたので何も変わらないのですが、責任部署が変わるのは本来大変なことなのです。

まだ、ホームページでは公開されていない新番号は、次の通りです。
03-3580-4108

 でも、省庁が分離した事で、またもや外国人登録原票の開示は帰化申請者本人がすることになるかもしれませんね。うちは関係なく取得していたのであまり関係ありませんが、申請者本人や最近帰化申請を始められた行政書士の方は面倒と感じられるかも知れません。