中国人の方が帰化申請する際の国籍証明書の手続きの流れがいきなり変更された件

 今朝は阿波座の在大阪中国総領事館で来週帰化申請受付予定の方の国籍証明書の交付手続きに行ってきました。
 国籍証明書とは違いますが、昨日も中国総領事館に来たばかりで、忙しい時は効率良く同じ日にまとめたいところなのですが、相手の事情もありそうはうまく行かないのが難儀ですね。でも、来週の国籍証明書受取時が別件の中国総領事館訪問日と重なるように抜け目無く算段できています。えっへん。

 まあそれは良いといたしまして。
 今回から中国の国籍喪失手続きが変わった事を知らされました。

 「突然」変更になるのが、この国の特徴です。
 考えようによっては、現行の手続きに問題が発見された時に迅速に対応しているのだとも言え、日本も見倣うべき部分は無いとは言えません。もちろん将来的な問題に十分な協議がなされているのかは不明ですが、将来的な問題は将来問題が起きた時に考えれば良いという施政方針も一理あるかも知れません。国全体が血液型B型なのでしょう。典型的なA型人間の私には理解しがたい部分はあります。

 ほんと突然ですよねえ。
 今日は6月2日ですから、昨日からなんでしょうか?窓口の方に聞き忘れました。

 だって、当方の帰化申請者の方でも、つい2,3週間前に国籍証明書を取ったばかりで、その時には何も変わったところはなかったのですから。

 でも、ひとつの変更は、それだけで終わるものではありません。
 現在既に帰化申請中の人や、過去に既に帰化許可になっている方にも影響はあるでしょうし、旅行証の事も考えないといけません。ひいては、台湾や香港の帰化申請者への影響も確認しておかなければなりません。良くわかっていない人は「なぜ、台湾?なぜ、香港?」と疑問に思うでしょうがそういうものなのです。

 まあその辺りが杞憂に終わったとしても、中華人民共和国国民の方の日本への帰化申請について、当方のルーチンワークが変わることは間違いないので、なかなか頭が痛いですね。