齟齬が無い帰化申請案件は珍しい

 今日は特別永住者の方の帰化申請案件で、申請支援センター隣の大阪法務局に書類点検に行ってきました。
 月曜から、帰化の受付、受付、点検と連日法務局通いです。明日木曜日はやっと1日仕事ディを設けて、金曜はまた受付です。管轄法務局が同じであれば1日3連発の帰化受付や書類点検を持ち込むこともあるのですが、まあそううまい具合に行く時ばかりではありません(^^)。

本日の方は、珍しく父母の婚姻届や本人兄弟姉妹の出生届等と韓国の家族関係登録簿上で姓名生年月日その他の齟齬が無く、いつも喧嘩腰で点検している相談員さんと「今日は平和ですねぇ」と顔を見合わせました。まあ、強いて言うなら戸籍整理をするべきところ申告で済ませている部分が有りますが行政書士に任されている場合は心配のうちに入りません。もちろん状況によっては戸籍整理をしていない事が非常に重たい瑕疵となる場合もあるのですが今回のケースでは取るに足らない事です。

 ただ、標記の通り、今日のように齟齬が無い事の方が少なく、申請が非常に煩雑になったり、受付後の許可期間が長引いたりするので、気を付けなければなりません。

 本国を離れて暮らしている事情が半分、戸籍の申告をええ加減に考えていた事が半分です。
 そして、帰化申請の際や身分関係の重要なセレモニーの際に時限爆弾的に問題になってしまうのです。