中国人の方の帰化申請で便利な駐大阪中国総領事館の写真機

 先程、やっと駐大阪中国総領事館を後にして地下鉄から京阪に乗り換え帰化申請書類の収集で枚方市役所、正確には枚方市駅の出張所に向かって特急に乗り込みました。
 往きはヨイヨイの特急ですが復路は門真、野江止まりの各駅停車の予定です。全部別件でちょっとした京阪沿線ツアーですが、その後に一転、堺方面に行きたいのですが領事館が長引いたので少し不安。(おまけにブログを書きかけている間に寝屋川市にも寄らなきゃならなくなってしもたし。)

 中国領事館には本邦生来の中国国籍で帰化申請をご依頼いただいた申請者の方と中国パスポートの新規申請に行ったのですが、9時の開館からはじめて10時半すぎまでかかりました。

 日本生まれの中国人の方の新規護照の申請は毎度なかなか骨の折れるもので、父母のどちらかのパスポートあれば大変なりにも比較的マシなのですが親もパスポートを所持していないと何で国籍の認定を受けるのかが大変なハードルとなります。第一、中華人民共和国なのか中華民国なのかというところからはじめないといけません。おまけに当事者の母は日本人なので、さらに疎明すべき事が増えて面倒でしたが、まあ何れにしても、受け付けられて肩の荷が降りました。

 駐大阪中国総領事館では長引いて疲れただけではなくて、お役立ち情報の発見もありました。

 それが中国総領事館内の証明写真機です。

 帰化申請者の方のお供で定期的に中国領事館に顔を出しているにも関わらず、一昨年あたりに中国領事館の写真機が新調されて以来、皆さん国籍証明書用の写真を予めご用意され使用された依頼者がいなかったのですが、今日初めてお客さんが撮影に使われて知ったのは、この写真機の現像サイズの組み合わせです。

 ついこの間まで3cm×4cmと大使館サイトに書かれ領事館での申請書にはまた違うサイズが記入されていてどちらの大きさでも受け付けられるという微笑ましい状況だったのですが、最近33mm×48mm丁度の寸法と服装の色や視線等までやかましく言われるようになり、総領事館内の機械もきっちり33mm×48mmとなっていました。

 さらに都合の良い事に、帰化申請に使用できる5cm×5cmの証明写真がもれなくついてきます。
 結局、交付される組み合わせは、5×5が2枚と3.3×4.8が2枚の計4枚です。
 つまり、国籍証明書と帰化申請の写真が700円1回で済む計算です。さらに今月から旅行証の事は考える必要がなくなったのでよほどイレギュラーな事情がない限り700円ぽっきりで済みます。少なくとも中国人帰化申請者は写真を撮すのを法務局との折衝が終わった後まで待つのが得策かもしれませんね。